image1

  • thumb1
  • thumb2
  • thumb3
  • thumb4

other inquiry_ban

【減速機(ギヤボックス)】

モーターやエンジン等の原動機軸(動力)の回転数(回転速度)を減速させ、トルクを増加させる機構のユニットです。歯車を使った減速機は、大荷重に耐え、回転比も正確にとれ、最も効率の良い減速機の1つといえます。減速機、減速装置、またはギヤボックス(ギボックス)と呼ばれます。ギヤを使った減速機であれば、材料の調達から完成まで一貫生産することが可能ですので、短納期での対応が可能です。
お客様からの図面をもとに、ご要望通りに製作致します。もちろん図面がない場合でも対応致します。 

減速機の種類

減速機には、遊星減速機、差動減速機、ウォームギヤ減速機などがあります。それぞれの減速機の特徴は、以下の通りです。

遊星減速機

地球は、自転しながら太陽の周りを回転(公転)しています。この場合の地球を「遊星」と呼びます。このような関係で回転する減速機を遊星減速機と呼びます。JISでは、「一対の互いに噛合う歯車において、2つの歯車がそれぞれ回転すると同時に、一方の歯車が他方の歯車の軸を中心にして公転する装置」と定義しています。

 

差動減速機

 JISでは「二つの軸に駆動を与えたとき、第3の軸がそれらの作用を同時に受けて回転するような減速機で、遊星減速機が用いられる」と遊星減速機と同じ定義ながら、備考として「差動を目的とするものには、太陽歯車や遊星歯車を傘歯車としたものが多い」としています。

 

ウォームギヤ減速機

 1段で減速比を大きく取れることが特徴で、同じ減速比でも、他の機構のものよりもずっと小さくまとめることが出来ます。ただし、ウォームギヤの噛合いは「滑り接触」であるため、大動力の伝達には適していません。

(一般的な名称及び表記)
・減速機  ・減速装置  ・変速機  ・ギヤボックス  ・ギアボックス

※歯車のカタカナ表記には、一般的にギまたはギと表記する場合がありますが、岡本工機ホームページでは、ギではなくギで表記しています。

other inquiry_ban